第9回レスキューロボットコンテスト
竸基弘賞

竸基弘賞・2009年レスキューロボットコンテスト奨励賞

受賞チーム
メヒャ!(岡山県立大学 ロボット研究サークル)

車輪型からヒト型ロボットに変化して人を救助するコンセプトとその実現,操作者負担軽減のための画像処理によるオペレータ支援システム開発の取り組み,および,センサデータに基づきダミヤンに与える負担が小さかったことによって,竸基弘氏の持っていた「人を癒すロボットを作りたい」という夢を実現し,要救助者への細心の注意を払ったことを評価しました.

竸基弘賞について

竸基弘賞は1995年1月17日に阪神淡路大震災で倒壊したアパートの下敷きになり23歳の若さで亡くなった、当時神戸大学大学院の博士前期課程の1年生であった竸基弘氏にちなんで、レスキューシステムの研究開発に顕著な貢献のあった40歳未満の若手の研究者を表彰し、研究開発を奨励することを目的とした賞です。また新たに大学院生、学部生、高専生を対象とした賞も第5回竸基弘賞より設けています。この第5回竸基弘賞の選考にレスキューロボットコンテスト実行委員会が協力した賞が、第5回竸基弘賞「2009年レスキューロボットコンテスト奨励賞」です。

なお,第9回レスキューロボットコンテスト競技会のファーストミッションは竸基弘賞の選考会を兼ねており,そこにおける各チームの活動内容は,竸基弘賞の選考委員により審査され, 竸基弘賞の選考が行われました.