第16回レスキューロボットコンテスト
競技会予選 競技について
予選競技の概要
競技会場には、市街地を模擬した1/6スケールの実験フィールドがあり、その中に要救助者を模擬したレスキューダミー(愛称ダミヤン)が配置されています。
各チームのロボットは、左右のロボットベースから出動し、レスキュー活動時間(8分)内に2体のダミヤンを連れ帰ります。本選では、コントロールルーム内でロボット搭載カメラの映像だけを頼りにロボットを操縦しなければなりませんが、予選ではフィールドの目視が可能です。
競技は救出中のダミヤンに対するダメージと救出状況を総合した点数で評価されます。ダメージはダミヤンに内蔵されたセンサで判断します(ダミヤンセンサによる評価は第13回から)。また、救出状況は,救出完了(ダミヤンを道路へ救出した)、搬送完了(ダミヤンをロボットベースまで搬送した)、個体識別(ダミヤンの識別)の3段階で評価します。
本選へ選抜されるのは、やさしく救助したかを反映する確定ポイントの高い9チーム(神戸予選上位6チーム、東京予選上位3チーム)、書類審査時に選出された主催者枠1チーム、および残りのチームの中からアイデアなどが評価された4チームです。 ただし、確定ポイント 0点のチームを除いた順位で評価を行うため、各予選のポイント通過枠の上限にチーム数が満たない場合は、チャレンジ枠が増枠されます。
なお、神戸予選上位6チームおよび主催者枠1チーム以外の本選出場チームの発表は東京予選の結果と同時となります。
また、第16回予選のフィールド形状は、第15回予選のフィールド形状と同等になりますが、特殊ガレキが変更となります。