第13回レスキューロボットコンテスト
予選競技について
予選競技の概要
競技会場には、市街地を模擬した1/6スケールの実験フィールドがあり、その中に要救助者を模擬したレスキューダミー(愛称ダミヤン)が配置されています。
各チームのロボットは、左右のロボットベースから出動し、レスキュー活動時間(8分)内に2体のダミヤンを連れ帰ります。本選では、コントロールルーム内でロボット搭載カメラの映像だけを頼りにロボットを操縦しなければなりませんが、予選ではフィールドの目視が可能です。
競技は救出中のダミヤンに対するダメージと救出状況を総合した点数で評価されます。救出状況は、「救出完了(ダミヤンを道路へ救出した)」、「搬送完了(ダミヤンをロボットベースまで搬送した)」,「個体識別(ダミヤンの識別)」の3段階で評価します。また今年から予選でも、ダミヤンに内蔵されたセンサーでダメージを判断します(昨年までは本選のみでした)。
本選へ選抜されるのは、やさしく救助したかを反映する確定ポイントの高い8チーム(神戸予選通上位5チーム、東京予選上位3チーム)、書類審査時に選出された主催者枠2チームと特別協賛枠1チーム、および残りのチームの中からアイデアなどが評価された3チームです。