第12回レスキューロボットコンテスト
競技会予選同時開催行事
日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(B) 研究成果講演会
「ICTを活用したレスキューベストの開発」
概要
- 主催:大阪府立大学工業高等専門学校、レスキューロボットコンテスト実行委員会
- 共催:計測自動制御学会 システムインテグレーション部門
- 協力:NPO法人:国際レスキューシステム研究機構
- 開催日時: 7月8日(日)14:00〜16:00
- 開催場所: 神戸サンボーホール1階
- 対象:大学等研究者、一般の方
- 参加費:無料
- 講演者・パネラー・司会: 一覧および詳細はこちら
- 問い合わせ先
大阪府立大学工業高等専門学校 広報室
北川園美、TEL:072-820-8593、E-mail [email protected]
Web : http://www.ct.osakafu-u.ac.jp/~doi/kakenhi/
講演会内容
ICT(情報通信技術)を使って消防隊員を遠隔地からサポートするレスキューベストに関する成果報告、消防隊員による災害現場での情報伝達(情報共有手段)や、現場で着用する衣服や装着品に関する現状および問題点に関する講演。レスキューベストのデモンストレーション、評価、高度機材としてのロボット技術活用に対する意見交換などをパネルディスカッション形式にて行う。
スケジュール
- 14:00〜14:10 :挨拶、開催主旨説明
- 14:10〜14:40 :講演1
- 講演題目「ICT技術を用いたレスキューベストの開発」
- 講演者:土井 智晴 大阪府立大学高専 総合工学システム学科 准教授
- 講演内容
近年、レスキューロボットなど高度な消防関係資機材が多く研究され、その成果として東日本大震災の被害調査等の現場で活躍しています。しかし、それら資機材を緊急時にも使用するには細かな操作伴うため、我々は高度な資機材の操作を遠隔地から支援するためICT技術を適用したレスキュー隊員用のベストを開発しました。本講演ではそのベストの概要を説明します。
- 14:40〜15:10 :講演2
- 講演題目「災害現場におけるコミュニケーションツールとP.P.Eの活用」
- 講演者:畑中 錦也 豊田市消防本部 中消防署消防2課 救助担当
- 講演内容
多くの災害を想定した訓練によって現場活動に必要な知識と技術を培うことで、消防職員は自身の活動がより効率的に進めていけるように常日頃から試行錯誤しています。その中でも無線機などを使用した隊及び隊員間での情報の共有化や個人保護具(P.P.E)による安全性の向上に力を入れており、その一部を紹介したいと思います。
※ P.P.E= Personal Protective Equipment
- 15:15〜16:00:実演およびパネルディスカッション
- パネラー
- 司会
- 衣笠 哲也 氏 (岡山理科大学准教授)