第11回レスキューロボットコンテスト
競技会予選 開催報告

去る2011年6月26日(日)に神戸サンボーホールにおいて開催された「inrevium杯第11回レスキューロボットコンテスト 競技会予選」について報告します。

競技会予選とは

書類審査で採択された20チームから、2011年8月6日(土)〜7日(日)の競技会本選に参加する14チームを選出します。 本選よりも小さめのフィールドで実際に救助活動を行ってもらい、ロボットの完成度やアイデアの実現度、チームの操縦技術を評価しました。

参加チーム

参加チームのページを参照。

評価方法

競技会 本選より小型のフィールドを用意し、実際にダミヤンを救助します。 本選との大きな違いは、目視による操縦が許されている点です。 また、競技ポイントの算出方法にも違いがあり、「フィジカルポイント」と「ミッションポイント」、及び「審判団による減点」の合計により評価を行います。

競技結果

チーム名ダミヤン1ダミヤン2合計減点競技P
MPBFPPMPBFPPMPPP
なだよりあいをこめて20502030400040
太助隊プラス50748201070480118
からくり忍者2040000200020
SLR−Rescue0000000000
長湫ボーダーズ0000000000
紀ノ国0000000000
FUT2080000200020
MS−R20105028170810151
MCT20202000400040
レスキューHOT君20505074870480118
メヒャ!503732010070730143
レスキューやらまいか2010000200020
六甲おろし50939503731001120212
がんばろうKOBE40405037390730163
大工大エンジュニア50466506541001200220
救命ゴリラ!S50654505601001140214
救命ゴリラ!B501035501229100640164
SHIRASAGI50654208070540124
都工機械電気2010020110400040
K.U.R.C.0000000000

表の見方:

  • MP(ミッションポイント)現場到着20点、救出完了20点、搬送完了10点。
  • BF(ブルーフラグ)1回ごとに、フィジカルポイントが0.9倍される。
  • PP(フィジカルポイント)搬送完了しなければ0点。すれば、ブルーフラグの回数から算出される。

本選参加チーム

書類審査の際に決定している「主催者枠」の2チームを除いた競技ポイント上位9チームを「ポイント獲得枠」として選出しました。それ以外に、ロボットの開発への取り組みやアイデアを評価する「チャレンジ枠」として3チームを選出しました。

主催者枠(2チーム)

チーム名団体名
太助隊プラス産業技術短期大学
なだよりあいをこめて神戸市立科学技術高校 科学技術研究会

チャレンジ枠(3チーム)

チーム名団体名選定理由
MCT松江高専 機械工学科ロードセルによるダミヤンの個体識別とマイコン基盤がモータの電源等の5ポイントについて安定性を監視する「5重の壁」を構成したモータ駆動システムを提案している点を評価
都工機械電気大阪市立都島工業高校 機械電気科アイデア性の高いハンドを多数考案している点を評価
レスキューやらまいか静岡大学 ロボットファクトリー重傷者・軽傷者を定義した救助方法の提案および計測手法およびソフトウェアの新しい提案を評価

ポイント獲得枠(9チーム)

チーム名団体名
大工大エンジュニア大阪工業大学 ロボットプロジェクト
救命ゴリラ!S大阪電気通信大学 自由工房
六甲おろし神戸大学
救命ゴリラ!B大阪電気通信大学 自由工房
がんばろうKOBE神戸市立高専
MS−R金沢工業大学 夢考房
メヒャ!岡山県立大学 ロボット研究サークル
SHIRASAGI兵庫県立大学 ロボット研究会
レスキューHOT君近畿大学 産業理工学部