第11回レスキューロボットコンテスト
講演者・モデレータ・パネラ


土井 智晴 氏

ph_doi.jpgレスコン実行委員長 大阪府立大学工業高等専門学校准教授
博士(工学)。巨人ロボットを作りたくて1985年に大阪府立工業高等専門学校に入学。 1993年に長岡技術科学大学大学院修了後、母校・大阪府立高専 助手として赴任。 1999年に大阪府立大学で博士(工学)を取得、 2003年に大阪府立高専・助教授となり現在も母校で教壇に立つ。 阪神淡路大震災後にレスキューロボットに関心を持ち、 レスキューロボットの研究開発やレスキューロボットコンテスト等への取組を通して 消防防災およびロボット研究の啓発に取り組んでいる。


升谷 保博 氏

ph_masutani1.jpgレスコン前実行委員長 大阪電気通信大学教授
1963年生まれ。1989年大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程中退。同年大阪大学基礎工学部助手。1995年同講師。2003年同助教授を経て,2005年から大阪電気通信大学総合情報学部メディアコンピュータシステム学科教授、現在に至る。博士(工学)。専門は、ロボティクス、メカトロニクス。ロボットサッカーチームODENSを率い、RoboCup 2009の小型ロボットリーグにおいて世界第4位。


大須賀 公一 氏

ph_oosuga.jpgレスコン初代実行委員長 大阪大学大学院教授
1959年11月16日生。1984年大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。同年4月(株)東芝入社、総合研究所勤務。1986年大阪府立大学工学部助手。その後、講師、助教授、京都大学大学院情報学研究科助教授、神戸大学工学部教授を経て、2009年大阪大学工学研究科機械工学専攻教授となり現在に至る。ロボティクス、制御工学、レスキュー工学などの研究に従事。特に最近では「両極端」に興味をもち、何事も2つの極端な側面から考えることを好むようになる。これによってその中間がよく理解できる、すなわち「中庸」という考え方に至る。


横小路 泰義 氏

ph_yoko1.jpgロボット×レスキュー2010実行委員会委員長 神戸大学大学院教授
1961年生まれ。1988年京都大学大学院工学研究科博士後期課程中途退学。同年京都大学工学部助手。1991年同助教授。2007年同准教授を経て,2009年から神戸大学大学院工学研究科機械工学専攻教授、現在に至る。博士(工学)。専門はロボティクス、バーチャルリアリティ、特に遠隔操縦、ロボットハンド、ハプティックインタフェースに興味を持つ。1999年に技術試験衛星VII型の地上遠隔制御実験を実施。2006年には愛・地球博プロトタイプロボット展にて、レスキュー活動支援用操縦型重作業ロボットを出展。


真壁 賢一 氏

makabe.jpg国際レスキューシステム研究機構IRS−U 小田原消防署消防官
1975年生まれ。平成8年、神奈川県小田原市消防本部拝命。現在、小田原消防署南分署にて消防隊、救助隊、救急隊として活動をしている。国際レスキューシステム研究機構のIRS−U(インターナショナル・レスキュー・システム・ユニット)として、様々なロボットの実証実験や災害想定訓練を行い、ロボットの評価を行っている。また、今回の東日本大震災にて米国のレスキューロボットチームのCRASARとともに、ロボットを使用して要救助者の捜索活動を行った。


奥川 雅之 氏

okugawa.jpgレスコン副実行委員長 愛知工業大学准教授
1971年生まれ。1996年岐阜大学大学院工学研究科博士前期課程修了。同年岐阜工業高等専門学校機械工学科助手。その後、講師,助教授、准教授を経て、2009年愛知工業大学工学部機械学科准教授となり、現在に至る。博士(工学)専門は、ロボティクス、レスキュー工学、制御工学、振動工学等。リアルタイム地震情報との連動や災害現場のリモート環境計測を目的としたレスキューロボットの研究開発を行っている。一方、科学館や美術館等の展示物を説明するツアーガイドロボットの開発も行ってる。


松野 文俊 氏

matsuno3.jpg京都大学大学院教授 国際レスキューシステム研究機構・副会長
1986年 大阪大学基礎工学研究科物理系専攻博士後期課程修了。1986年 大阪大学基礎工学部制御工学科 助手。1991年 神戸大学工学部システム工学科 講師。1992 年 神戸大学工学部情報知能工学科 助教授。1996年 東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻 助教授。2003年 電気通信大学電気通信学研究科知能機械工学専攻 教授。2009年から京都大学大学院工学研究科機械理工学専攻 教授。現在に至る。工学博士。専門分野は、知能ロボット、宇宙工学、制御工学、レスキュー学、分布定数システム、非ホロノミックシステム。IEEE TC on Safety, Security, and Rescue RoboticsのCo-Chair、日本ロボット学会評議員・理事、計測自動制御学会評議員・理事、システム制御情報学会評議員・理事などを歴任。2006年ロボカップ世界大会(ドイツ)レスキューリーグ走破性部門優勝などの実績をもつ。東日本大震災では、天井が一部崩落した体育館でのロボットを用いた調査、水中ロボットを用いた港の復旧復興のための調査、ご遺体の探索などの災害対応支援を実施した。