岡山県立大学+広島大学 チーム

桃太郎


1.ロボットの紹介とうんちく 

 岡山県立大学が桃太郎伝説ゆかりの地にあることから、こ のチーム名:「桃太郎」と名づけました。
 また、ロボット名 (SARU、KIJI、INU)もそれにちなんで付けています。

チームの特徴:

  岡山県立大学と広島大学の合同チームです。災害時に消防隊や自衛隊など、独立に編成されたチームの協調は大切なことですが、この協調をテーマとしています。


SARU (大型操作用ロボット)

SARU with flag
大規模な瓦礫の除去と、被災者の救助用として、大きな力が発生できる空気圧駆動が採用されています。

また、複雑な操作を容易にするため、マスター・スレーブ方式が採用されています。

SARUは被災者の救出という繊細な操作が要求されるため、アームの操作系は図のようなマスター・スレーブ方式を採用しています。なお、走行系は本来のプロポを用い、SARUの操縦には2人のオペレータを配しています。
SARU Move
    mssys2.jpg
駆動
    アーム:空気圧
    本体:ギアドモータ(70rpm)
操縦
    アーム:マスター・スレーブ方式(6ch)
    本体:ラジコンのプロポ(2ch)
マイコン
    H8:2台(本体側)+1台(マスター側)

KIJI (汎用小型操作用ロボット)
KIJI with Flag
比較的小さな瓦礫の除去・被災者の救出、および、
災害現場近くでの搬送をすべてこなす汎用の操作型ロボットです。

また、被災者の心を和ませることをコンセプトとするデザインで仕上げています。

KIJIの操作系の操縦は図のように、ダミー人形を抱えるハンドの開閉、ハンドが取り付けられている横棒の前後、上下の操作で行います。走行系の操作とはプロポのスイッチにより切り替えます。
KIJI Move
駆動
    本体:モータ
操縦
    ラジコンのプロポ
      移動・アームの高速動作・アームの低速動作などのモード切替付き
マイコン
    PIC:3台

INU (搬送用ロボット):2台
INU with Flag
担架兼用の災害現場用搬送機です。カメラ資源の制約から、1台はカメラ付、あと1台はカメラなしです。

また、プロポ資源の制約からこれら2体のINU型ロボットは切り替えにより、1台のプロポで操縦されます。

2体のINU型ロボットを1台のカメラと1台のプロポで操縦するため、目的地に到達するまで常に、図のようにカメラ付のINU1がカメラなしのINU2の後方に位置し、両INUロボットの視野を確保します。また、操作の切り替えはプロポのフライトモード・スイッチを用いています。
INU MOVE
INU sys
駆動
    本体:ギアドモータ(70rpm)
操縦
    ラジコンのプロポ
      高速移動・低速移動のモード切替、INU1とINU2の操作切替付き
マイコン
    PIC:各1台


2. メンバーの役割分担と紹介

MEMBERS 左前から、
伊藤 正雄 オペレータ(INU) 岡山県立大学
上中 良介 オペレータ(SARU) 岡山県立大学
石川 弘 オペレータ(SARU) 岡山県立大学
古津 友宏 キャプテン・バードアイビュア 岡山県立大学
平田 竜美 オペレータ(KIJI) 広島大学
鈴木 芳代 プレゼンテータ 広島大学


3. アイデアの構想時期と製作期間

SARU

KIJI

INU


4. 製作場所と練習場所

製作場所 : 研究室


5. 資料
発表


6. 技術情報 と リンク