長岡技術科学大学チーム
ギダイダーズ in レスキュー
川谷研究室



1.ロボットの紹介とうんちく

 
sisui1.jpg (11395 バイト)  パワーショベルのようなアームで瓦礫をはらったり、ハンドでつかんだりして、競技場の瓦礫を除去する。
 足回りは左右独立駆動のクローラタイプで、高い走破性がある。

 アーミー風の塗装で、戦車のようなイメージである。

瓦礫除去担当(遠隔操縦型)
SDR-T: 止水T 〈しすいわん〉
 
genbu2.jpg (9123 バイト)  長いアームを使って瓦礫ゾーンの中の人形を救出する。
 長いアームとバランスをとるために、反対側にカウンターウェイトがついている。

 足回りは左右独立駆動の車輪で、競技場内の道路を走行することを想定している。

人形救出担当(遠隔操縦型)
SDR-V: 玄武U 〈げんぶつー〉
 
meu085.jpg (19428 バイト)  マイコン制御により動作する自律型のロボットで、競技場のセンターラインに沿って走行する。
 人形救出担当ロボットによって人形が乗せられると、セーフティーベースまで搬送する。
人形搬送担当(自律型)
Meu Ver0.85
 
 
meu09.jpg (14606 バイト)  マイコン制御により動作する。競技場のセンターラインに沿って走行するが、競技中は、搭載されたCCDカメラで周囲を撮影する。
救助支援担当(自律型)
Meu Ver0.9
 


2.メンバーの役割分担と紹介


 
 
 
member.jpg (14781 バイト) 名前
(写真の位置)
製作時の役割分担
競技時の
役割
田村淳一
(前列中央)
自律型のMeuVer0.85のハードウェアと、MeuVer0.9 プレゼンタ
高瀬健次郎
(前列右)
自律型のMeuVer0.85のプログラミング キャプテン
大嶋一則
(後列右)
遠隔操縦型マシンの電気回路、プログラミング バードアイ
ビュア
鈴木武大
(後列左)
瓦礫除去担当マシンのメカ オペレータ
星名清貴
(前列左)
人形救出担当マシンのメカ オペレータ
 
3.アイデア構想時期とロボット製作期間

平成12年度に入り、川谷研究室の学生によって製作がスタート。
4月半ばから毎週ミーティングを重ね、製作を進めた。


4.製作場所と練習場所

製作場所:川谷研究室内。
練習場所:研究室と敷地内にあるセコムホール(多目的ホール)


5.資料

ロボット学会学術講演会前刷り
レスキューロボコンプレ大会、プレゼンテーション用ppt(LZH圧縮)
長岡技術科学大学 川谷研究室

6.ロボット製作の技術情報

われわれのチームの特徴は、大きく分けて2つ。
それを以下に述べます。
6.1 入力チャンネルの拡張
プロポセットのレシーバが受けた信号を、いったんマイコンに取り込む。
プロポには2chのデジタル入力と4chのアナログ入力がある。
マイコンに取り込んだ信号のうち、2chのデジタル入力を2bitの信号として、4つのモードに切り替えられるようにすることにより、16chのアナログ入力を得ることができる。

これを利用して、遠隔操縦型のマシンは、左右独立駆動の足回り、4自由度のアーム、2自由度のCCDカメラマウントを操作することができる。

人形救出担当ロボットには更に、CCDカメラ画像において遠近感をとりやすいようにレーザーポインタを搭載している。

6.2 自律型マシンの製作
救出した人形をセーフティーベースまで搬送する役を自律型のロボットに任せることにより、オペレータの負担を軽減できるようにした。
自律型ロボットはいずれも競技場内のセンターラインに沿って走行できる。