コンテンツへスキップ
ナビゲーションに移動
第12回レスキューロボットコンテスト
震災復興応援特別企画
講演「レスコンから災害対応ロボットへーその技術的な関係は?」
- 日時:8月11日(土)15:15〜16:00
- 場所:2階
- 講師:土井 智晴(大阪府大高専、レスコン実行委員長)
- 概要:阪神・淡路大震災を機に本格的に始まった日本のレスキューロボットの研究は、確実に進んでいます。昨年発生した東日本大震災に際しては、津波後の港湾内海中探査や福島第1原発事故の瓦礫撤去・建物被害調査において、本コンテストでも扱っている遠隔操縦や遠隔地モニタリングなど様々な技術が活用され、レスキューロボットの研究で培った技術が現場で成果を出し始めています。レスキューロボットコンテスト(レスコン)は、このような研究開発の裾野を広げる防災に関する啓発活動が派生して生まれ、継続的に開催されてきました。本講演では、レスキューロボットの研究者である歴代レスコン実行委員長が取り組んできたレスキューロボット研究を紹介します。そして、それらから見えてくる、レスコンで扱う技術的なテーマと東日本大震災で活躍する各種ロボットの技術的な共通点について解説します。チームの皆さんにも是非、参加していただき、共に語らい、学び、災害に強い世の中について、考えていただきたいと思います。趣旨をご理解頂き、ご参加のほどよろしくお願いいたします。
講演「飛行船ロボットの研究ー災害地上空からの情報収集を目指して」
- 日時:8月12日(日)15:30〜16:20
- 場所:2階
- 講師:佐伯 一夢(神戸大学工学研究科、第7回竸基弘賞レスキュー工学奨励賞受賞)
- 概要:みなさんは、ゆったりと空を飛ぶ飛行船を見たことがありますか?高速でビュンビュン飛び回る飛行機と違い、ほっと、穏やかな気持ちにさせてくれる飛行船。私たち、神戸大学の研究グループでは、そんな飛行船を使って災害時に役に立つロボットを目指して研究に取り組んでいます。飛行船には空気よりも軽いガスが詰め込まれているので、はじめから浮力をもっています。ですので、翼やエンジンが故障しても急に墜落することはありません。また、浮力のおかげで少ないエネルギーで飛行することができるので、災害地上空を、ゆっくりと、安全に、効率良く飛び回ることができます。私たちは、飛行船を自動で飛ばして、崩れた建物や通れなくなった道路をいち早く見つけてレスキュー隊に教えることで、たくさんの命を救えるようになると期待しています。本講演では、私たちが目指す飛行船ロボットの紹介と、どのように災害地上空を自動で飛ばして情報収集を行うのかということについてお話しします。
新聞記事や写真でみる東日本大震災 読売新聞社
- 日時:8月11日(土)、12日(日)
- 場所:1階
- 概要:報道が支援になることを願い、新聞記者が魂を込めたドキュメント書籍「東日本大震災300日の記録」を特別展示。「勇気をくれた涙と笑顔」「福島第一原発のいま」などのテーマで紹介します。
チャリティーグッズ(レスキューホイッスル)販売
- 日時:8月11日(土)、12日(日)
- 場所:1階受付
- 価格:200円/個
- 概要:チャリティーグッズとして昨年の第11回大会に引き続きレスコンオリジナル「レスキューホイッスル」を1個200円で販売します。レスキューホイッスルは被災した時に助けを呼ぶための笛です。大声を出す事により体力を激しく消耗してしまいます。このホイッスルを常に身近に持っておくことで、もしもの時の備えに加えて、震災復興を思い出すきっかけにもなればと考えています。売り上げは、日本赤十字社を通じて東日本大震災義援金として寄付します。
※在庫が無くなり次第、販売を終了いたします。
一般の皆様向けページ