第6回レスキューロボットコンテスト
チームからの質問と回答
チームからされた質問とその回答を掲載いたします。また、規定に対する質問と回答もこのページで公開致します。各チームは、随時参照するようにお願いします。
2006.06.30更新
チーム識別表を設置できないロボットの代替申請はいつ行えばよろしいでしょうか。
チーム識別票を設置できないロボットの申請は競技会本選前に行っていただ
きます.詳細につきましては競技会予選後にご連絡いたしますのでお待ちく
ださい.
なお,予選のロボットチェックにおいて,チーム識別票の見え方や設置場所
などの確認を行いますので,チーム識別票を設置できないロボットに関しま
してはそのときにチーム識別票の代用シールを貼り付ける場所を提示してく
ださい.(2006.06.30)
先日購入した受信機が仕様変更で、
支給された受信機(RX-811)と型番が異なるRX-831になっていました。
このRX-831を受信機として利用してもかまいませんでしょうか?
プロポ(送信側)の型番はRD6000-super[40MHz](従来の物)です。
規定2.3.1.J.(a)で
「受信機については特に定めない。」
となっております。
そのため、RX-831を受信機として利用していただいてもかまいません。(2006.06.23)
競技会予選でもプレゼンテーション用のパワーポイントファイルは必要でしょうか?
競技会予選ではプレゼンテーションはありませんので、
プレゼンテーション用のファイルを用意していただく必要はありません。(2006.06.23)
以前こちらが受け取ったメールでは,「緊急停止スイッチはスイッチを押した
ときに動作する(a接点,ノー マリーオープン)ように使用すること.」とあ
りますが,この文面のスイッチを押したときに動作するというのは,「ロボット
は緊急停止スイッチが押されている状態で動作することができる」という意味で
よろしいでしょうか.
はい。
緊急停止スイッチのボタンが下がっている状態で、ロボットが動作するように作
成してください。
(2006.06.21)
競技会予選に参加できる人数を教えてください。
競技会予選第1日目は、一般非公開で行われます。
そのため、競技会予選第1日目に参加するためには、スタッフメンバーとして
登録されている必要があります。
スタッフメンバーとして登録できる人数は、最大12名です。
また、この12名の他に、学校のクラブ等の組織で参加する場合、
チームの管理者として引率者を登録することが出来ます。
引率者に人数の制限は設けておりませんが、運営上の理由により、
人数の削減を要請する場合があります。また、学校の教員以外の
方を引率者として登録する場合は、事前に実行委員会に申請し、
許可を得る必要があります。詳しくは、規定をご参照ください。
(規定2.2.4.スタッフメンバー参照)
なお、競技会予選第2日目は、一般公開で行われますので、スタッフメンバー
以外の方も観客として会場に入り、競技を見ていただくことは可能です。
ただし、出入りを制限される場所(*)に入るためには、スタッフメンバーとして
登録されている必要があります。
(*)出入りを制限される場所
予選第1日目:建物全範囲
予選第2日目:チーム控え室、ロボット調整場、舞台裏手、競技会場など、実行委員会が定める、一般の観客の立ち入りを禁止する場所(開場前、閉場後の建物内を含む) (2006.06.21)
大会参加期間中、車を停める場所を探しているのですが(夜間含)、
会場の駐車場等、どこかに空いているスペースはありませんでしょうか。
会場に、駐車スペースはご用意しておりません。
従いまして、チームの皆様には大変ご不自由をお掛けいたしますが、
周囲の有料駐車場を利用して頂くことになります。
なお、以下に、周辺の駐車場に関する情報を掲載いたします。参考にしてください。
三宮周辺市営駐車場
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/30/020/jimu2/pk/pk_01.html
タイムズ24
(下記ページから駅検索→「貿易センター」入力)
http://www.times-info.net/seek/index.html
神戸商工貿易センター(地下)駐車場
http://www.kobe-citc.com/boueki/location/car/index.html
キーワードに 神戸 サンボーホール 駐車場 と3つ入れて頂くと
周辺の駐車場が表示されます。
http://www.google.co.jp/maps
(2006.06.15)
今年は、チームカラーについての連絡がないのですがどうなるのでしょうか?
第6回レスキューロボットコンテストでは、チームカラーは廃止と
なりました。その代わり、同時に競技を行う2チームを区別するた
めに、チーム識別票を各ロボットに取り付けていただきます(規定
2.3.1.レスキューロボット H.チーム識別票 参照)。チ
ーム識別票については後日連絡いたします。(2006.05.17)
予選において一部のロボットが不合格になった場合、チームとして本選には出場できるのでしょうか。
予選時のロボットチェックにおいて一部のロボットが不合格になった場合でも、
本選に出場するチームとして選抜されたチームは、チームとして本選に出場す
ることができます。また、当該ロボットは本選時のロボット検査を受けること
ができます。(2006.05.17)
応募書類のロボット概要の絵の部分のことなのですが,実現させるアイデアのために,
絵の説明部分が若干変更しなければならなくなりました.絵,概要からの変更は認められるのでしょうか?
ロボットアイデア用紙の「ロボットの概要」部分に記載された内容に関しましては,そのコンセプトが大幅に変わらない範囲内で変更
が許容されます.(「参加申込書記入に関する留意事項」参照)
ただし,「ロボットの重要なアイデア」部分に記載された内容については,必ず実現する必要がありますのでご注意ください.
なお,実際に大幅に変更されているかどうかの判断は,ロボット検査で行います.(2006.04.01)
今年のRSからの物品提供の方法の連絡は、いつごろになるのでしょうか?また、その方法などを教えてください。
ご質問の趣旨に相当するアールエスコンポーネンツ(株)
からの物品提供に関する連絡は、文書(A4で1枚)にて、
貸与機器発送時の一式に同封しています。過日、受け取っ
ていただいている貸与機器に同封されていた書類一式をご確認ください。(2006.03.31公開)
第6回の貸与プロポですが第5回レスキューロボットコンテスト規定・別添4のプ
ロポでよろしいでしょうか。
規定には、使用するプロポはTX-611とあるが、
ウエブで調べても、この型式のものが見つかりません。
(TX-612はありました。)
規定が間違っているのか、
自分たちが見つけれないだけでTX-611というのがあるのか、
どちらでしょうか。
第6回の規定では、プロポについては別添4のとおりとします。
また、第6回の別添4は第5回の別添4と同じになる予定です。
このなかで、プロポはTX-611またはTX-612としています。(2006.03.31公開)
備考1:
TX-611はTX-612の前身であるため、
最新のプロポのカタログには掲載されていません。
備考2:
TX-611とTX-612の操作上の違いは、左上の FLAP/FL→MIX の
スイッチが、TX-611では2接点なのに対し、TX-612では3接点になっています。
そのため、TX-612を使う場合は、別添4 4.その他 にあるように、
該当のスイッチは2接点として使うこととしています。
備考3:
市販のTX-611は左のスティックは
指を離してもセンターに戻らないのですが、
貸与品ではセンターに戻るよう改造されています。
次の様なロボットの場合が規定に適合しているかどうか、また書類上での扱いを教えてください。
チームが考えた受動ロボット(ダミヤンを乗せる担架)
- まず、救助ロボットに担架が前もって5つ程、内部に積んであります。ただし、担架はエネルギー源を持っていません。
- 次に一つ担架を外部に出し(救助ロボットに支えられている)、ダミヤンをその上へ乗せます。
- そして、担架ごとダミヤンを搬送ロボットへ受け渡しをします。
- 最後には、担架(上にはダミヤンが乗ったまま)は搬送ロボットの内部に置かれている状態となります。
- 2〜4を繰り返します。
この場合、書類上では、救助ロボットの受動ロボットとして(担架が5つなら5つを)扱うだけでよろしいのでしょうか。最終的には搬送用ロボットの内部に取り込まれる事になりますが、こちらには書かなくていいのでしょうか。
またこれらの担架は機としてではなく、台として扱う事で合っていますでしょうか。
救助ロボットと担架(受動ロボット)を1機のロボットとして扱うという意味でしたら、担架を「救助ロボットの受動ロボットとして(担架が5つなら5つを)扱うだけ」で結構です。
「規定2.3.1.レスキューロボット F.(a)」より「ロボットの単位1機とは1ページの応募用紙に書かれている内容を基本とする。」とありますので、1機のアイデアをロボットアイデア用紙の1ページに記入してください。
このとき、搬送ロボット用のロボットアイデア用紙に担架のことを書く必要はありません。ただし、搬送ロボットのアイデアとして、「○号機(救助ロボットおよび担架の号機)の担架を利用する」等の内容を搬送ロボット用のロボットアイデア用紙に記載してもかまいません。
また、担架を台として扱うかどうかについては、「規定2.3.1.レスキューロボット F.(b)」より「1機のロボットが分離する場合は、分離する最小単位を1台と呼ぶ。」とありますので、救助ロボットと担架(受動ロボット)を1機のロボットとして扱う場合は、分離したあとの救助ロボットや担架は台として扱います。
なお、「救助ロボットと担架(受動ロボット)を1機のロボットとして扱う」以外には、
・搬送ロボットと担架を1機のロボットとして扱う
・担架を一つずつ1機のロボットとして扱う
ということも可能です。
1機の構成をどのようにするかによって、反則(特にレッドフラグ)時の扱いが変わってきます。「規定2.10.1.反則の概要」等をご確認ください。(2006.02.03公開)
<この質問はチームのアイデアに関わる可能性があるため、応募書類提出締め切り後に掲載させていただきました。>
ロボットに鏡を使用してもよろしいのでしょうか。
規定では鏡の使用を禁止していません。ただし、鏡がわれたときに、チームメンバー、観客、審判、および運営スタッフに危害が加わる可能性があります。鏡の裏にビニールテープを全面にはり、われたときに飛び散らないようにするなどの工夫を行うことにより、安全性を十分考慮するようにしてください。(参照:規定2.3.1.レスキューロボット B.) (2006.02.03 公開)
<この質問はチームのアイデアに関わる可能性があるため、応募書類提出締め切り後に掲載させていただきました。>
レスキュー活動の最中、レスキューロボットが光や音を用いてヘリテレに対してメッセージを送ることは認められるのでしょうか?
レスキューロボットが音や光でヘリテレにメッセージを送ることは可能です。ただし、ロボットから非常に大きな音を出し、その音を直接コントロールルームで聞き、ロボットを操縦することは認められません。(参考:規定2.7.1.競技全般C.および規定2.10.3.レッドフラグになる反則 F.)
また、競技中は音響効果やナレーションなどが入るため、レスキューロボットからの音をヘリテレが十分聞き取れない場合があると思います。ご了承いただくとともにご注意ください。(2006.02.03公開)
<この質問はチームのアイデアに関わる可能性があるため、応募書類提出締め切り後に掲載させていただきました。>
市街地と道路との高さ(敷居の高さ)は今まで通りの10mmでしょうか。
ご質問内容にある「市街地」は、レスキューダミーの配置される
「エリア」のこととして回答いたします。
第5回までのレスキューロボットコンテストの規定、別添では、道
路と市街地(ブロック)間の高さに関する情報は公開していません。
これは、一定の高さのみにしか対応できないレスキューロボットを
製作していただきたくないためです。まず、この点をご理解ください。
しかし、第5回までは試走会を実施していたため、参加チームは試
走会にて、実際の競技会場に触れ、競技会までにご質問の高さ等を
確認することができました。第6回では、試走会を実施せず、いき
なり予選会を行います。その際、ご質問の内容が分からないことは
問題であると認識しています。そのため、参加チームの確定した時
点で、競技フィールドに関する詳細な情報を公開できるよう準備を
進めています。
ご質問の内容につきましては、現在新フィールドを製作している段
階ですが、エリア上面(平面)は隣接する道路上面から10mm以内とな
るよう設計しています。(2006.01.26公開、2006.01.27訂正)
最終的に新フィールドでは、道路とエリアとの段差は0mmとなりました。詳しくは、フィールド図面を参照してください。
(2006.06.23)
規定で救助目的以外のエリアの進入は反則となっていますが、
救助目的でのロボットのエリア(ダミヤンがいるエリア)の進入、または一部分の進入は認められているのでしょうか。
また認められているならばどの程度の進入までというのはあるのでしょうか?
まず、規定Rev. 6.10の「2.10.2.イエローフラグになる反則B.救助目的以外のエリアへの進入」についてですが、「
救助」ではなく「救出」の間違いでした。この間違いについては次回にリリースする規定で修正する予定です。
レスコンでは、救助(レスキュー)は「レスキューダミーを救うために行う一連の活動。出動、現場到着、救出、搬送を総称して言う。」
という意味で使っており、救出は、「レスキュー活動において、レスキューダミーをガレキの中から救い出すこと。」という意味で使っています。
これらの用語については、近日中に公開する用語集を参照していただけるとよろしいかと思います。
以上のとおり救助と救出についてお断りを入れた上で、ご質問の内容について以下にご回答いたします。
救出目的であればロボット全体がエリアに進入してもかまいません。
また、救出の前段階としてレスキューダミーを探索するのであれば、この場合もロボット全体がエリアに進入してもかまいません。
しかしながら、エリアは「私有地」として想定しています。フィロソフィーにもあるとおり、
「現実のレスキューではどうなのだろうか」ということを考え、良識のある救出活動を遂行してください。(2006.01.13公開)
レスコンシンポジウム2005での質問と回答
レスコンシンポジウム2005での質問および回答です。
- 予選が2日間になりましたが、その内容を教えてください。また、2日とも参加しないといけないのですか?
- 1日目にテストランなど、2日目に予選競技を行います。遠方であるなど、事情のあるチームは1日目のテストラン等を棄権する形で、2日目のみの参加も認めます。
- プロポ(送信器)について、もうすこし詳しく教えてください。指定のプロポはいつ分かるのでしょうか?
- 実行委員会の指定するプロポであれば、「貸与品」「チームが用意したもの」の区別無く、3つまで利用できます。指定プロポは、RD6000(40MHz)およびRD6000
Super(40MHz)です。ただし、使用するプロポがRD6000 Superの場合は、左上のスイッチ(FLAP/FL→MIX)は2接点として使用しなければなりません。
- 道路にセンターラインがあるということですが、これはロボットがすれ違えることを前提にしているのですか?また、すれ違えないと減点されるのでしょうか?
- すれ違えないからといって、減点することは考えていません。(ただし、2チーム同時に競技を行うため、すれ違えるロボットを作ってくることにより、審査員に好印象を与えることはできます。)基本的にセンターラインは自律ロボット用を考えています。なお、センターラインは従来通り、途中で切れている可能性があります。
- 高台にもセンターラインはありますか?
- あります。
- 無線LANを利用するシステムがあると言うことですが、機材等は各チームで一式そろえるのですか?
- まだ、全然決まっていません。
- 無線LANを利用するシステムはどこのチームがでる予定ですか?
- 現在のところ、岐阜高専チームが該当するシステムを利用する形で書類を書く予定です。なお、そのほかに無線LANシステムを使いたいチームは、所定の手続きをふんでください。(第6回トップページをご覧ください)
- 高台に柵はありますか?
- ガレキがいきなり落ちないような、低い柵は設ける予定です。ロボットが落ちないための柵はもうけません。
- 高台からガレキを落とすなど、アクシデントで相手チームのダミヤンを傷つけた場合のフィジカルポイントの取り扱いはどうなりますか?
- フラグをあげるなど傷つけた側に対して減点行為として考えています。また、チーム間で連携をとって何とかして欲しいと思っています。
- ダミヤンの多様性について、具体的に教えてください。
- 身長が200〜300mm、体重が500〜1000g程度を考えています。
- 相手ロボットの走行妨害についてはどうですか?また、ロボットに優先順位はあるのですか?
- 実世界にあわせて考えてみてください。優先順位については、検討中です。(いいアイデアがあれば提案してください)
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