第5回レスキューロボットコンテスト
チーム向けFAQ
2004.12.6更新
参加チームからのよくある質問事項や、参加するに当たって注意して頂きたい点をQ&A形式でまとめました。
リスタートの回数に制限はないのですか?
現段階では、回数に制限を設けてはおりません。
そもそも、リスタートは、チームが製作してきたロボットにできるだけ活発にレスキュー活動を行ってもらいたい、また、そのレスキュー活動をできるだけ長い間、観客の方にみていただきたいという意図で設定されています。
しかしながら、実際のレスキュー活動ではリスタートはありえません。
あくまでも、リスタートはコンテスト上の救済措置です。
リスタートを戦略的に利用し、得点だけを稼ごうとする行為は、レスコンのフィロソフィーにも反し、認められません。
今回、回数に制限を設けていないのは、リスタートの意味や目的を十分に理解して頂いた上で、より良いレスキュー活動を行ための救済措置を制限しないという方針に基づいています。
なお、将来的にリスタートをなくしたいと考えています。
応募書類からロボットの機構の変更は認められますか?
正確な回答はロボット検査を行い判断するしかありません。
レスキューロボットコンテストではフィロソフィーに示されているようにロボット技術を利用したレスキューに関する新たな提案を模索するコンテストであり、単に、競技上の高得点を競うものではないことをご理解いただく必要があります。
たとえば、ロボットコンテストを行うために、実験フィールドを設定しておりますが、これは、決して、実際の災害現状を”完全に”再現したものではありません。当然ながら、運営側、参加者側双方を考慮し、実行委員会はコンテストとして最良な実験フィールドを設定しており
ます。しかしながら、われわれ実際の災害を知る研究者、技術者としては2回として同じ災害は無いといわれていおりますので、ある意味においては実験フィールドに実際の災害現場を完全に再現することが難しいといえます。
そこで、レスキューロボットコンテストでは、単に競技でのポイントより審査員評価に重きをおいております。すなわち,レスキューロボットを製作する上で,定石は無いのが現状です。
一方、コンテストを実施する上において、たとえば書類応募時点ではある機構のロボットを製作しようとして努力したにもかかわらず、実際に製作できなかった場合は、書類審査の”構想”の範囲内においては書類審査の提案に対して変更を容認しております。
なお、規定に示されているとおり、ロボット検査は原則、一度しか受けることができません。ロボット検査において正式な判断をさせて頂きたいと考えております。[4.3.2.ロボット検査]
参考までに得点のみで判断される賞は、ベストポイント賞のみであることをお知らせします。
レスキュー活動終了後にロボットでのパフォーマンスはできますか?
規定に「実験フィールドに残っているレスキューロボットは速やかに停止する、あるいはロボットベースへ帰還し停止すること。[規定 2.7.3レスキュー活動 F. レスキュー活動後のロボットの管理]」 とありますので、レスキュー活動終了後にフィールド上でパフォーマンスをすることはできません。
ただし、事前に「こういう事がしたい」という要望があれば、
検討をさせて頂きます。
競技運営の都合がありますので、要望は早い内に出して頂きますようお願い致します。
ガレキの量・難易度がチームによって違うんじゃない?
ガレキの量自体は、どの競技も同じです。配置は競技によってちがいます。
レスコンQ&Aにもありますが、この違いは「現実のレスキュー」での違いと お考えください。
ただ、できるだけ競技間の差がないように、ガレキを配置しております。
なお、ガレキの配置については、競技会後、公開致しますので、そちらでご確認ください。(申し訳ありません、第4回レスコン競技会分の公開が遅れております)
(競技会当日)先輩が見に来てくれたのですが、
控え室(制限されたエリア)に入れますか?
入れません。競技会当日、チーム控え室など、制限されたエリアに入ることができるのは、
事前に登録したスタッフメンバー及び引率者のみです。[規定2.2.4.スタッフメンバー]
事故を防ぎ、運営をスムーズに行うためのこの制限を設けております。
どうぞ、ご理解ください。
あのー、レスコンTシャツ、薄いんですけど...
すみません。予算の関係上、あれ以上厚手のシャツを用意できません。
競技会場は「出入りする人」を基準に空調を行いますので、ずっと室内にいる
皆さんにとっては「寒い」と感じる方もおられるようです。
競技中はTシャツを一番上に着て頂く必要がありますが、チーム控え室等では
当日お配りする「ネームプレート」を付けて頂いていれば、Tシャツの上に 服を羽織って頂いてもかまいません。どうぞ、各自で調節をしてください。
なお、あまりに寒い・暑い場合は、実行委員会へお申し出ください。
開催時期が悪い!テスト終了後1週間で競技会なんて...せめて8月末にして...
現在の日程は、運営上の都合やその他多くの事情から決まっています。ただ、ご指摘のような問題は
実行委員会も憂慮しており、現在の所、検討課題としております。
クリスタルの数が少ない / 無線の制限が多い/ダミヤンの数を増やして欲しい
無線技術の都合上、これ以上増やすことができません。
なお、早ければ第6回大会から無線LANシステムに変更となります。 (無線LANシステムはただいま開発を行っております)
がれきを壊させて欲しいのですが..
次の競技ができなくなりますので、やめてください。
この他にも、レスコンQ&Aにも有用な情報がたくさんあります。参照してください。
また、質問はレスキューロボットコンテスト実行委員会宛にしてください。
質問に対する回答は「チームからの質問と回答」に掲載します。
第5回レスコントップページへ戻る
|