一般向けトップページ:http://www.rescue-robot-contest.org/
チーム向けトップページ:http://www.rescue-robot-contest.org/forTeam/

第5回レスキューロボットコンテスト
トップ>第5回レスコン>募集>募集要項

第5回レスキューロボットコンテスト 募集要項


第5回レスキューロボットコンテストへの応募は締め切らせて頂きました。多数の応募、ありがとうございました。
書類審査の結果は、2005年1月31日(月)までにお知らせいたします。

参加申し込み書類の提出締め切りは2005年1月14日(金)必着です。

応募に当たって、レスコンのフィロソフィー規定(ルール)・用語集チーム向けFAQを必ずお読みください。
また、随時、チームからの質問と回答を参照するようにしてくださ い。

PDFファイルの閲覧には Adobe Acrobat Reader (無料)が必要です.
こちらからダウンロード(ここをクリック)して下さい.

※当方のスパムメール対策により、一部のメールサーバーからのメールが受信できなくなっています。
申し込み時のトラブルを減らすため、申し込みが受理されると、その旨を1月15日(土)までにメールで連絡致します。
1月15日(土)までに受理のメールが届かない場合は、1月17日(月)までに事務局宛にFAXで連絡をしてください。


募集要項・申し込み方法等はpdf版・Word版が正式な物であり、以下はその写しです。
もし、両者に相違があれば、pdf版・Word版が優先されます。
応募をするチームは必ずpdf版・Word版の募集要項・参加申込用紙をご確認ください。

第5回レスキューロボットコンテストチーム募集要項

開催日: 2005年8月5日(金)〜7日(日) なお、5日(金)は一般には非公開の予定。
会 場: 神戸国際展示場2号館 神戸市中央区港島中町6-11-1 (市民広場駅下車すぐ)

1.開催趣旨
 「レスキューロボットコンテスト(略称:レスコン)」は、大規模都市災害における救命救助活動を題材としたロボットコンテストである。このコンテストの内容には、レスキューロボットを実現するために重要な技術的エッセンス:『遠隔操縦技術』、『対象物をやさしく扱う技術』、『複数のロボットの協調技術』等が盛り込まれている。ここで言う「技術」には、人間の操縦技能やチームワークも含まれている。  このコンテストには、従来のロボットコンテストと同じように、創造性を育む場や機会を提供するという意義もあるが、コンテストを通して、多くの人にレスキュー活動やレスキュー技術についての啓発や広報を図るというねらいもある。さらには、プロの研究者や技術者が思いもつかなかったような新しいレスキューのアイデアが生まれることも期待している。  また、第5回レスキューロボットコンテスト競技会は「ロボット×レスキュー2005」の中核イベントとして開催される。

2.レスコンのフィロソフィー
レスコンのフィロソフィーは、WWWページで公開しているので、よく理解して参加されたい。
なお、その中の基本姿勢と制限事項をまとめると次のようになる。

基本姿勢1) 他のチームとの相対的な勝敗が第一ではない。
基本姿勢2) 緻密なルールや制限はあえて設けない方針である。
基本姿勢3) 2)の結果、競技上の迷いが生じることは、現実のレスキューに照合して 考える。
制限事項1) 競技会であるという観点から、競技者や観客の安全を保障すること。
制限事項2) 競技会場の破壊はできるだけ避けること。

3.競技概要
 このコンテストは、「国際レスキュー工学研究所(注1)」の実験施設として設計された大地震都市災害を模擬した8分の1スケールの実験フィールドを用いて、ロボットレスキュー隊による救助活動を競う。  現場のガレキの中には、被災した人間を模擬した人形「レスキューダミー」(愛称:ダミヤン)が取り残されている。現場は2次災害などの危険があり人間が近づくことができないので、ロボットだけでダミヤンを救い出し安全な場所まで運ぶ。参加チームは、実験フィールドとは壁を隔てた場所におり、ロボットに搭載された無線カメラの映像と高所から撮影された映像(ヘリコプターからの映像を想定)だけを頼りに、ロボットを遠隔操縦する。ただし、自律型のロボットを使うことも可能である。ダミヤンにはセンサが内蔵されており、手荒な扱いを受けたかどうかを検知することができる。競技では、いかに早く救助するかということだけでなく、ダミヤンに対する扱いのやさしさも重要な評価基準である。また、競技前にはチームのレスキューやロボットに対する考え方をアピールするプレゼンテーションが義務づけられている。  なお、レスコンのフィロソフィーに基づき、いくつかのチームには賞を与える予定である。
(注1)現在のところは架空の研究所である。

4.競技会場
 競技会場には、左右2組の実験フィールドとコントロールルームが設置され、2チームが同時に競技を行う。実験フィールドには、ハイウェイと被災区域とがある。  コントロールルームは隔壁によって実験フィールドと隔てられ、ヘルパー以外のメンバーはコントロールルーム内で活動を行う。コントロールルームには、ヘリテレ(注2)と無線カメラからの映像、および評価ポイントを映し出すモニターテレビ5台と、出動の際にレスキューロボットを置くロボットベース(1200mm×1200mm)などがある。ハイウェイの端はコントロールルーム内でロボットベースに接続しており、レスキューロボットはハイウェイを通って被災区域に出動する。  被災区域は、道路で格子状に区切られた1200mm×1200mmのブロックが9つある。ブロックには、不整地ブロック1つ、倒壊家屋を模した模型ブロック2つ、救助ブロック6つがあり、救助ブロックのうちの1つまたは2つにダミヤンが1体ずつ置かれている。ダミヤンの周囲には複数のガレキが配置されていることもあるが、ヘリテレから目視できる程度に覆われる。道路は、幅800mmで、白のセンターラインが引かれている。また、道路上には凹凸を設けるためのバンププレート、あるいはガレキを数箇所設置する。この実験フィールドの状況は、レスキュー活動直前の作戦会議(項目7.を参照)まで見ることはできない。なお、競技会場やガレキのサイズや材質についての詳細は競技規定を参照のこと。
(注2)災害現場を上方から撮影するテレビカメラ。通常ヘリコプターに積載されるのでこのように呼ばれる。

5.レスキューロボット
 ロボットは、遠隔操縦型あるいは自律型とする。ロボットのサイズ・重量・機数に制限はないが、競技開始時にロボットベース内にすべてのロボットを配置でき、ベースゲート(高さ450mm、幅1200mm)を通過できること。ロボットの遠隔操縦に用いる無線カメラおよびラジオコントロール機器は実行委員会から貸与される。無線カメラおよび電波を送信する機器は、実行委員会から貸与されたものだけを用いること。

6.競技を行うメンバーの構成
 競技を行うメンバーは、次の役割を担当する8名以内で構成される。

・キャプテン チームの指揮をとる。リスタートの申告をする。
スピーカー・オペレータとの兼務可。
・スピーカー プレゼンテーション、活動結果報告をする。
キャプテン・オペレータ・ヘリテレとの兼務可。
・オペレーター ロボットの操縦をする。
ヘリテレとの兼務不可。
・テリテレ 実験フィールドを高所より撮影する。
スピーカーとは兼務可。ただし、オペレータとは兼務不可。
また、この担当をおかないことは可。
・ヘルパー ロボットの退場作業などを行う。
競技中にはフィールド内のウエイティングサークルにおり、コントロールルームに入ることはできず、他のメンバーへの連絡を禁じられている。他の担当との兼務不可。
なお、ヘルパー担当は実行委員会に委任できる。
・電波管理 競技中の電波管理を円滑に行うために、自チームの使用する電波機器の管理を行う。
キャプテンとの兼務不可。

したがって、2名での参加も不可能ではないが、 これまでの競技会での経験を踏まえると4名が実際的な最小構成人数と思われる (例:ヘリテレ1名。ロボット3機=オペレータ3名でキャプテン・スピーカー・電波管理はオペレータが兼務し、 ヘルパーは委任)。

7.競技の流れ
1回の競技は約10〜20分であり、次のように行われる。
1)救助活動のポイントやロボットの特徴を紹介するプレゼンテーション (3分程度)
2)ヘリテレからの実験フィールドの映像を基に作戦会議 (3分程度)
3)レスキュー活動 (7〜12分程度)
4)レスキュー活動結果の報告 (3分程度)

8.競技規定
規定は「第5回レスキューロボットコンテストの規定」を参照。
なお、第4回から大幅な変更は行っていないが、リスタートに関して変更を加えた。
また、曖昧さを減らすためや、想定していなかった事項に対応するために、現在のところ4回の改訂版公開を予定している (書類審査時期、中間審査時期、試走会前、試走会後)。競技会は、試走会後に公開される規定に則して行われる。

9.機器貸与等について
実行委員会より、ロボット製作用として、無線カメラ(送信機内蔵カメラ、専用受信機)を3組、6chラジオコントロール機器(プロポ、レシーバ、RCサーボ6個を含む)を3組、貸与する。競技会終了後、貸与時と同じ状態で返却すること。また、貸与備品を損傷、紛失等した場合は、参加チームで補填すること。 試走会と競技会では、チーム間の混信を防ぐために、貸与品とは別のクリスタルと無線カメラを競技時に一時的に貸し出す。 なお、上述の物品以外の貸与や材料提供および金銭的な補助は行わない。

10.参加申し込みおよび連絡先等
下記のレスコンWWWページ(このページの先頭)より、参加申し込み書類一式を印刷して、2005年1月14日(金)必着で、 電子メール、郵送もしくはFAXのいずれかにより下記の連絡先に送付のこと。
参加申し込みの方法の詳細については「第5回レスキューロボットコンテスト参加申込書」を参照のこと。
申し込みの前に、レスコンのWWWページで、「レスキューロボットコンテストのフィロソフィーとストーリー」および 「第5回レスキューロボットコンテスト規定」を入手し、熟読されたい。実験フィールド等の用語については、 規定内に用語集が用意されているのでそれを参照のこと。
なお、レスコンの運営上必要となるチームの提出物に関する著作権及び肖像権は全て実行委員会に帰属することを原則とする。 また、レスコンの競技参加に関する問い合わせや質問は、電子メールあるいはFAXで受け付ける。
レスコンWWWページのURL: http://www.rescue-robot-contest.org/
また、「トップページメニューの第4回→出場チーム→応募書類公開」で第4回出場チームの応募書類を閲覧できる。
(随時最新情報を掲載しているので、定期的に閲覧されたい。)

連絡先:
E-mail:office@rescue-robot-contest.org
FAX: 06-6850-6206
〒560-8531
大阪府豊中市待兼山町1-3 大阪大学 基礎工学研究科 機能デザイン領域
升谷 保博 気付 「レスキューロボットコンテスト」事務局

11.参加申し込み完了後の予定
参加申し込み完了後の予定は、次の通りである。

・2005年1月31日(月) 書類審査結果通知 (全申し込みチームに通知)
・2005年2月中旬 書類審査結果等詳細報告(郵送)
・2005年3月下旬 貸与機器発送
・2005年4月 貸与機器借用書の提出、チームカラーの決定
・2005年5月 中間審査資料(ビデオ)の提出
・2005年6月 試走会用資料の提出
・2005年6月26日(日) 試走会(原則として試走会参加が本競技会出場条件)
・2005年7月中旬 最終的なメンバー等の確認書類,チームおよびロボット紹介ファイルの提出。
なお、この際にキャプテン以外のメンバーや担当の変更をしてもよい
・2005年8月5〜7日 競技会
・2005年9月 貸与機器返却

(この他、競技会場の図等はpdf版を参照してください)

申し込み方法(抜粋)

参加申込書(メンバー一覧用紙、チーム紹介用紙、ロボットアイデア用紙×ロボット機数分:分離型の場合は分離後の各ロボットについて1ページずつ)は、2005年1月14日(金)必着で、電子メール・郵送もしくはFAXで下記の連絡先に送付してください。
なお、電子メールへの添付ファイルのサイズは1Mbyte以内(圧縮可)とし、ファイルフォーマットはMicrosoft WordあるいはPDFファイルでお願いします(申し込み用紙を、メールの添付ファイル(特にPDFファイル)あるいはFAX送信する場合は、文字や図などが判読できるように十分留意してください)。
申し込みが受理されるとメールで連絡します(もし、1月15日までに受理した旨のメールが届かない場合は、1月17日までに事務局にFAXで連絡してください)。

募集要項・申し込み方法等はpdf版・Word版が正式な物であり、上はその写しです。
もし、両者に相違があれば、pdf版・Word版が優先されます。
応募をするチームは必ずpdf版・Word版の募集要項・参加申込用紙をご確認ください。

第5回レスコントップページへ戻る